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Claude Codeの出力スタイル設定【AIの性格を変える。旧コマンドは廃止済みなので注意】

Claude Codeの出力スタイル(Output styles)を初心者向けに解説。学習モードなど組み込み4スタイルの違い、/output-styleコマンドが廃止され/configに変わった最新の設定方法、自分だけのスタイルの作り方まで2026年8月時点の公式情報で整理します。

公開: 2026-08-05·約9分で読める·#出力スタイル#Output styles#カスタマイズ

Claude Codeの出力スタイル設定

同じClaude Codeでも、「黙々と作業する職人」にも、「一つひとつ解説してくれる先生」にもなれる——それを切り替えるのが「出力スタイル(Output styles)」です。

ひとことで言うと、AIの「知識」はそのままに、「性格と話し方」を丸ごと入れ替える機能です。

そして先に重要な注意です。ネット上の多くの記事が紹介している /output-style コマンドは、すでに廃止されています。この記事では2026年8月時点の正しい設定方法を解説します。

📌 本記事は2026年8月時点公式ドキュメントに基づきます。

結論:設定は「/config」から

知りたいこと 答え
何が変わる? AIの役割・口調・説明の量(システムプロンプトが置き換わる)
設定方法 /config → 「Output style」を選ぶ
旧方法 /output-style コマンド廃止済み(動きません)
種類 組み込み4種+自作可能
反映タイミング 次のセッションから(変更後に /clear するか新しい会話で有効)

【要注意】`/output-style` はもう使えない

検索して出てくる日本語記事の多くは /output-style コマンドを紹介していますが、このコマンドは公式に廃止されました(v2.1.73で非推奨→v2.1.91で削除、と公式ドキュメントに明記されています)。

現在の正しい手順はこうです。

  1. /config を実行
  2. 設定画面から「Output style」を選ぶ
  3. 使いたいスタイルを選択

もう1つ、地味にハマるポイントがあります。

出力スタイルは会話の開始時に一度だけ読み込まれます。 変更しても今の会話には反映されません。/clear するか、新しい会話を始めてください。

「切り替えたのに変わらない!」の原因は、ほぼこれです。

組み込みスタイルは4種類

スタイル どんなAIになるか 向いている人
Default 標準。効率よく開発を進める 通常はこれ
Proactive 即行動派。細かい判断で止まらず進む 慣れた人・スピード重視
Explanatory 作業の合間に「解説」を挟む先生 仕組みも理解したい人
Learning 学習モード。あえて一部をあなたに書かせる プログラミングを学びたい人

隠れた名機能:Learning(学習モード)

このサイトの読者に一番おすすめしたいのがLearningです。

ただ解説するだけでなく、コードの途中に TODO(human) という**「あなたの番」マーカー**を置いて、簡単な部分をあえて残してくれます。つまり——

「AIに全部やってもらう」と「自分で書けるようになる」を両立できるモードです。

「AIに任せていたら、いつまでも自分は成長しないのでは…」という不安を持っている方は、一度Learningで作業してみてください。感覚がまったく変わります。

Proactiveの注意点

Proactiveは「即実行」の性格になりますが、許可の仕組みそのものは変わりません。ファイル編集前の確認などは通常どおり出ます(確認の頻度を変えたい場合は権限モードの話で、「プランモード記事」で触れています)。

自分だけのスタイルを作る

Markdownファイルを1枚置くだけで、オリジナルの「性格」を作れます。

置き場所~/.claude/output-styles/(自分用)または .claude/output-styles/(プロジェクト用)

公式ドキュメントの例を紹介します。「説明のときは必ず図から入るAI」です。

---
name: Diagrams first
description: 説明は必ず図から始める
keep-coding-instructions: true
---

コード・構成・データの流れを説明するときは、まず構造を示す図
(Mermaid記法)を先に描き、そのあと文章で説明すること。

大事な設定:`keep-coding-instructions`

  • true … Claude Code標準の「開発者としての動き方」を残したまま、伝え方だけ変える
  • 省略(false) … 標準の開発指示を丸ごと消して入れ替える。開発以外の用途(文章作成・データ分析専用機など)向け

コーディングは続けたいなら true を忘れずに。ここを忘れると「なんだか開発が下手になった…」となります。

似た機能との使い分け

「性格を変える」系の機能は複数あるので、公式の整理を意訳して紹介します。

機能 例えるなら 使いどころ
出力スタイル 人格の入れ替え 毎回の話し方・役割を変えたい
CLAUDE.md 職場のルールブック プロジェクトの規約を常に守らせたい
スキル 専門書 特定の作業手順を必要なときだけ
サブエージェント 別の専門家を呼ぶ タスク専用の助手が欲しい

CLAUDE.mdは「書き方ガイド」、スキルは「Agent Skills入門」でそれぞれ解説しています。

なお公式明記の制限として、出力スタイルはメインの会話にだけ効きます。サブエージェントには適用されません。

よくある質問

Q1. スタイルを変えると賢さも変わりますか?

いいえ。変わるのは「答え方」で、知識や能力は同じです。ただしLearningのように「あえて全部やらない」設計のスタイルはあります。

Q2. 選んだ設定はどこに保存されますか?

プロジェクトの .claude/settings.local.json に保存されます("outputStyle": "Explanatory" のような形)。ファイルを直接編集しても設定できます。

Q3. 廃止前の記事を見て /output-style と打ったらどうなりますか?

コマンドが見つからない扱いになります。故障ではないので、/config から設定し直せばOKです。

まとめ

  • 出力スタイルはAIの性格・話し方を丸ごと入れ替える機能
  • 設定は /config → Output style。旧 /output-style コマンドは廃止済み
  • 変更は次のセッションから反映(/clear を忘れずに)
  • 学びたい人には Learning(あなたの番マーカー付き)が特におすすめ
  • 自作するなら keep-coding-instructions: true を忘れずに

道具の性能は同じでも、「相棒の性格」が合うと作業は驚くほど快適になります。まずはExplanatoryかLearningを一度試してみてください。

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